脳腫瘍 入院と開頭手術

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こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

脳腫瘍の手術をすると決断したとしても

実際にこれからどのようなことが自分の身に起こるのか

気になりますよね。

僕も当然、初めてのことなので、わからないことだらけでした

ここでは脳腫瘍の摘出手術(開頭手術)を受けるにあたって

僕が体験したことをお伝えします。

事前に知っておくことで少しでも心理的不安の軽減になるかと思います。

各種検査が行われる

僕の場合は入院前に

*血液検査

*胸部レントゲン検査

入院してから

*脳のCTスキャン

*造影剤を使用した脳のMRI

それからこれはよくわかりませんが、

腰から注射器のようなもので脳から循環している体液を採取するような検査がありました。

検査について痛みはほとんど伴いません。(注射器の針で刺される痛みがあるくらいです)

造影剤を使ったMRIはかなり時間がかかった記憶があります

狭い窯の中でじっとしたまま約1時間弱「カンカン」音が響きます(耳栓をしてもらえます)

入院日当日

入院日当日は病院の受付で手続きを済ませて、入院病棟へ移動します。

病棟では、担当のナース、主治医からのあいさつと、

今後の治療スケジュールの説明がありました。

同じ部屋になる他の患者さんに挨拶をし、荷物の整理をします

荷物は事前に宅配便で送りつけておきましょう

また入院時に必要なものについては

以前の記事にかいていますのでそれを参考に準備してください

どうしても眠れない夜は睡眠薬をもらう

病院の消灯時間は21時でした。

普段この時間に寝る習慣がないとなかなか眠れません。

手術を控えていると不安もあるのでなおさらです。

眠れない夜、僕は消灯時間を過ぎても病棟のウロウロしたり、

スマホをいじったりしていました。

巡回のナースさんが来られますが、

起きていても静かにしていれば注意されることはありませんでした

LINEのやりとりくらいしていても何も言われないので大丈夫です。

ただ、眠りたいのにどうしても眠れない場合はナースさんに相談すれば、

睡眠薬をもらうこともできる場合があります

なるべくなら使わないほうがいいみたいですので、

どうしてもの時だけにしておきましょう。

手術についての説明を受ける

僕の場合は入院して5日目が手術の日になっていました。

それまでの間に各種検査と、医師から手術の説明を受けるとともに、

手術の同意書にサインすることになります。

説明は最悪の事態になった場合のことも言われるので、

同意するのを躊躇しそうになったりもしますが、万が一のケースです。

僕は医師を信用してサインしました。

手術当日の流れ

前日の夜まで食事ができましたが、

手術当日の朝までに便は出しておくように言われます。(下剤を処方されます)

当日は手術室に入る手前まで家族の付き添いが可能です。

(僕の場合は兄が付き添ってくれました。)

また、貴重品は病棟に置いておけないので、

家族に渡して管理してもらうことになります。

手術前に手術用の服装に着替えます

足首の閉まる靴下と

ワンピースの大きいエプロンのような服だったと記憶しています。

手術室まで自分の足で移動します。

手術室の前で兄に行ってきますと伝えて、手術室に入り、

自分で手術台まで上がりました。

麻酔は全身麻酔で専用のマスクから白い気体を吸い込むと

しばらくして意識がなくなりました。

脳腫瘍 手術時間は6~8時間(ただし、長引くこともある)

僕の場合、手術にかかる時間は6~8時間程度と説明されていました。

ですが、蓋を開けてみると、

なんと10時間以上に及ぶ手術になったようです。

この間、本人は意識もなく寝ているだけなので何もわかりませんが、

待たされている家族は何かあったのではないかとかなり心配したようです。

でも、手術は何事も問題なく成功しました。

最新のナビゲーションシステムや、術中MRIを使うことにより、

より安全・正確に、腫瘍の取り残しがないように手術をしていただきました。

今、こうしてとても元気にいられています。

とても感謝しています。

手術時間は多少長引くことがあると知っておくといいかもしれません。

髪の毛は部分そりでOK

皆さんの中には脳の手術をするということは髪の毛はどうなるのか、

丸坊主になるのか、気になっておられる方もいるのではないでしょうか

僕も正直、そこは気になっていました。

でも大丈夫です。丸坊主にならなくて済みます。
開頭手術といっても頭を切る部分は一部です。
その部分だけ髪の毛を剃れば問題ないのです。
しかも、手術時間中に、麻酔が効いてから剃ってくれるので、
まったくストレスなく済みます。手術後も、周りの髪の毛でうまく隠せるようになりますので、包帯を取ってしまえば、手術したのかどうかさえわからないようになります。

まとめ

 

だいたいの入院から手術までの流れがわかったのではないでしょうか

ここで記事の内容をまとめておきますと

*入院前後に各種検査が行われるが、ほとんど痛みはない

*不安で眠れない夜は睡眠薬をもらうことができる

*事前の医師からの説明では、手術で起こりうる最悪のケースについても説明を受ける

*手術は全身麻酔で行われ、寝ている間に終わる

*手術時間は予定より長引くこともある

*髪の毛は手術中に部分剃りしてくれ、手術後の見た目もさほど変わらない

ということになります

どうでしょう、少しは不安が軽減されてきたのではないでしょうかあくまで僕個人の経験ですが、参考にしていただければと思います。