脳腫瘍(癌) その症状と治療手段

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こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

平穏だった日常から、ある日突然、医師から脳腫瘍と宣告されたら、誰だって不安になりますよね。

僕もそうでした。急に奈落の底に落とされて、不安で頭がいっぱいになり、目の前が真っ暗になりました。

しかし、あれから1年半がたとうとしていますが、今僕は何もなかったかのように元気に生活できています。

ここでは、脳腫瘍と宣告されてから僕の身に起こったこと、経験したこと、知っておけばよかったことなどを公開していきます。

 

今不安の真っ只中にいるあなたに、これから起こるであろうであろうことを事前に知っておくことで

不安を少しでも和らげることができると思います。

 

脳腫瘍の症状(てんかん発作)

僕が脳腫瘍という病に罹っていることを知るきっかけになったのは「てんかん発作」でした。

仕事で外回りをしていた時、訪問する会社へ向かう途中、一人で横断歩道で信号待ちをしていました。

しかし、そこからの記憶がありません。

急に意識がなくなって倒れたのです。

 

意識が戻ったのは救急車の中でした。

そのまま、病院へ緊急搬送され、CT検査を受けた結果、右脳の前頭葉に白い影が映っていました。

医師からは脳腫瘍と診断されました。

医師の診断を受けた直後にまず僕が最初に思ったのは、脳腫瘍って何?ということ。

聞いたことのない名前だけれど、壊滅的な印象を受けました。

ある程度の大きさだったために腫瘍を摘出するためには開頭手術を行う必要があるということを告げられ、その日はてんかん発作を抑える薬(イーケプラ錠)を処方され、帰宅しました。

 

家に帰り、インターネットでググってみると「脳腫瘍は怖くない」という記事が出てきました。

それによると脳腫瘍の半数以上は良性であり、完全に取りきることができれば治癒できる病気であるとわかりました。

なお、良性と悪性の違いはざっくりいうとその腫瘍の増殖スピードの違いのようです。

CT検査で確認した医師の見立てでも、おそらくは良性であろうということでした。

つまり、僕の場合はできた腫瘍が手術で取り切れる位置にあり、

おそらくは良性だろうということで、手術を受ければ治癒できる可能が高いように感じました。

 

しかし、僕本人からすれば、昨日まで何の痛みもなく、生活上、何の不自由も感じず生活できていて、

急に脳腫瘍だから早急に手術をしましょうと言われても、まったく信じられませんでした。

その年に受けた人間ドックでも(脳の検査はオプションのためしていなかったとはいえ)何の異常もなかったのです。

僕は何かの間違いだと思いました。これは悪い夢だと。

そして処方された抗てんかん薬もめまい等の副作用が強くしんどくなったので

飲まずにいました。

 

抗てんかん薬は飲んだほうがいい

会社の先輩とカフェでお茶をしていた時でした。

また急に意識がなくなり、緊急搬送になりました。2回目のてんかん発作です。

今度は前回と違う病院に運び込まれました。そして同じように検査。

当然同じ結果をここでも医師に告げられることになります。

手術する以外に手はないと。

 

僕もさすがに2回も同じことが起こってしまうと現実を認めざるをえなくなりました。

てんかん発作は本当に怖いです。いつ、どこで起こるのかまったく予想がつかないのです。

直前まで何も調子が悪くなくても起こります。

そして起こったら最後、意識を失うだけではなく、

痙攣し、舌を噛んだり、体が硬直し、目覚めたときにものすごく痛い上に、

発作が起こった場所が駅のホームや、大通りなどだったら

そのまま事故になる可能性だってあります。

 

ですので、少なくとも脳腫瘍の手術が終わり、腫瘍がなくなるまでは、

副作用がしんどくても抗てんかん薬を服用することをおすすめします。

 

脳腫瘍の治療方法を探す

僕もようやくこれが夢ではないことを認めざるを得なくなりました。

でも僕は思っていました。脳腫瘍があることは認める。

でも手術は嫌だ。何か他の方法があるに違いない。

開頭手術って頭を開く手術ですよ?

メチャクチャ怖いじゃないですか?

想像しただけで気を失いそうです。

ちなみに僕は血液検査で自分の血を見るだけで気分が悪くなって倒れるような人間だったのです。

そんな人間が、頭を開くなんて無理 無理!!無理!!!!!!!(゚Д゚≡゚д゚;)

 

僕はほかの治療手段を探すことにしました。

 

インターネット・家族・友人・知人、あらゆる人的ネットワークを使って、

自分が脳腫瘍であることを伝え、

何かいい方法を知っていれば教えてほしいと言いました。

もし、あなたが自分の病気を他人に知られることに抵抗がなければ、自分の状況を伝えてみることをお勧めします。

こういう時はリアルな人との繋がりで助けてもらえることがあるかもしれません。

 

僕の場合は偶然、会社の同僚の知人の繋がりで

某大学病院の脳外科の第一人者と呼ばれる先生に

診察してもらう機会に恵まれました。

最新の設備のある病院で、豊富な経験のある

その先生に診てもらえるなんて本当にありがたいことです。

 

事前にいろいろインターネット等で手術以外の治療手段があることを調べていましたが、

それが自分の場合に適用できるのかは実際に医師に聞いてみないとわかりません。

 

しかし、診察の結果、やはり僕の場合は、腫瘍がこぶしくらいの大きさにまで達しており、

開頭手術以外の方法はないと告げられました。

 

手術を嫌がる僕に、むしろ手術できるから良かったじゃないかという感じでした。

 

腫瘍のできた脳の位置や、形状によっては手術が難しい場合もあるとのことでした。

つまり、僕の場合は腫瘍のできた脳の位置からしても、

その形状からしても、手術で取り除くことができ、

かつ、手術後の後遺症に関してもほとんど影響がないだろう

ということだったので、不幸中の幸いといえる状況だったといえます

 

 

 

ここまできて、ようやく僕は手術を受けることに決め、

腹をくくることにしました。

 

治療方法は一つではない

この時点で僕は自分の脳腫瘍は良性であると信じており、

手術すれば、それで終わりだと思っていました。

 

ですので、それ以上の治療方法を調べることはしなかったのです。

結果的に僕は手術をしてよかったと思っていますが、

この時点で自分の脳腫瘍が悪性の癌であるとわかっていたら、

もう少し癌に関する情報を集めてから

手術するかどうかを判断していたと思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

一言に脳腫瘍といっても脳にできる場所、種類は様々だと思います。

そのため、脳腫瘍になって起こる症状も人によって違うと思います。

僕のようにてんかん発作が起こるまでまったく異常に気が付かないケースもあります。

 

(今思えば、ちょっとした体からのサインはあったのですが、

ただの疲れだと見逃していました。)

 

 

ここで僕の経験からお伝えしたかったことをまとめると

*てんかん発作はいつ起こるかわからないので抗てんかん薬は飲み続けたほうがいい。

*自分の病気や状況を人に言いふらして助けを求めると、意外にもご縁が繋がることもある。

*治療方法は決して一つではないので、できるだけ情報を集めてから決断してもいい。

ということになります。

ぜひ参考にしてみてください。