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脳腫瘍 癌 食事療法について その2

こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

この記事の内容は動画でも説明しています↓

では、前回に引き続いて

癌の食事療法について、僕が実際に何を食べてきたかについてお伝えします。

特に重要と考えられるのは、野菜の摂取です。

今回は、野菜に焦点を絞って、具体的にどの野菜をどれくらい分量、どのような食べ方をすればいいか

についてまとめました。

なぜ野菜に癌の治療効果があるのか

野菜が持つ力に癌を予防、治療する力があることは、なんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。

植物には、その植物自体を有害な紫外線や昆虫などから守るために自ら作り出した成分である

ファイトケミカルと呼ばれる物質が含まれており、

それが人間の体内にある活性酸素(癌の原因となる物質)を除去してくれるからなのです。

よく、ポリフェノールとかカロチノイド(カロテン)等とよばれているのがファイトケミカルです

野菜によって含まれるファイトケミカルも違い、その種類はたくさんありますが、

今回は癌の治療に効果のあるファイトケミカルを含む野菜を10種類紹介します。

にんにく

にんにくは癌に効く野菜のトップとして

1990年代にアメリカの国立がん研究所が発表した「デザイナーフーズピラミッド」の中で

頂点に位置付けられている野菜です。

にんにくに含まれるジアリルトリスルフィド(DATS)という物質が

ガン細胞の増殖を抑え、寿命のある正常な細胞に戻してガン細胞を消滅させる働きがあることが

わかっています。

ただ、にんにくを毎日の食事に取り入れるには、特有の匂いが気になると思います。

そのため、僕は黒にんにくで毎日1かけを食べています。

黒にんにくは、にんにくを熟成・発酵させており、栄養価は通常のにんにくの何倍にもなるということです。

S アリルシステインと呼ばれる物質が黒にんにくになると16倍にも増え、この物質が免疫細胞である

NK細胞を活性化させ癌を撃退すると考えられています。

黒にんにくは匂いが全くしない上に、とくに調理する必要もなく、皮を剥いてそのままの状態で食べることができ、

味もおいしいのでお勧めです。

少々お値段がする場合もありますが、形などにこだわらなければ、B級品などが安く変える場合などもあるので

調べてみてください。

ターメリック(ウコン)

ターメリックは別名ウコンと呼ばれ、カレーの材料です。

このターメリック(ウコン)にふくまれるクルクミンという物質が

その抗酸化作用により、さまざまな疾患に治療効果があることがわかっています。

また、驚くべきことに、癌に関してもクルクミンは通常のがん娘細胞を撃退するだけではなく、

がん娘細胞を生み出す親であるがん幹細胞までも死滅させることが研究でわかっています。

ターメリック(ウコン)を日々摂ろうとしても毎日カレーを食べるわけにもいきませんので、

僕は特に癌に効果があるとされる春ウコンをサプリとして毎日摂取しています。

キャベツ

キャベツに含まれるイソチオシアネートという成分にがん細胞を抑制する効果があることが認められています。

キャベツに限らず、アブラナ科の野菜(ブロッコリー・カリフラワー・クレソンなど)にはこの成分が多く含まれているので積極的に摂るようするといいと思います。

ちなみに僕は、キャベツを毎日食事に取り入れるため、あとに述べる食材と一緒にスープにして摂っています。

玉ねぎ

玉ねぎにはケセルチンと呼ばれる物質が含まれており、この物質の強い抗酸化力により

癌細胞を自殺に追い込むことが研究によりわかっています。

また、玉ねぎの中でも色の濃い赤玉ねぎにはアントシアニンという成分も含まれていて

相乗効果で癌に対する効果が玉ねぎの中で最も強力であることがわかっています。

ニンジン

癌に効果があるといえば、はじめにニンジンジュースを思いつく方も多いのでしょうか

ニンジンにはαカロテン、βカロテンが豊富に含まれており、強い抗酸化作用で

癌を抑える効果が認められており、古くからゲルソン療法とよばれる癌の食事療法で取り入れられてきました。

僕も、毎朝スロージューサーでニンジンジュースを作って飲んでいます

ゴーヤ

ゴーヤには、癌のエネルギーの源となるグルコース代謝能力を抑制し、がん細胞を死に至らしめる働きのあることが研究で明らかになっています。

しかも短時間(72時間)で98%の癌細胞を死滅させたという研究結果がでているのです。

癌になったらこれはもう食べるしかありません。

沖縄県は日本一癌の発症率が少ない県ですが、

それはゴーヤをよく食べるからかもしれません。

僕は毎朝ニンジンジュースと一緒にゴーヤをジュースにして摂っています。

ブロッコリースプラウト

ブロッコリーが癌に効くことも最近の研究で明らかになってきています

ある研究ではブロッコリーが短時間(24時間以内)で75%のがん幹細胞を死滅させ増殖を抑えたことが報告されています。

ブロッコリーにはスルフォラファンという成分が含まれており、この成分に強力な抗がん作用があるとされていますが、

実は成長したブロッコリーよりもブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトのほうが多く含まれており、

その含有量は成長したブロッコリーの20倍ともいわれています。

なので、どうせ食べるならブロッコリースプラウトを食べましょう。

最近ではスーパーでも普通に売っていますし、値段もお手頃です。

食べ方は、その有効成分を失わないように生で食べることがお勧めです。

僕は毎日、葉物野菜と一緒にサラダで摂取するようにしています。

クレソン

肉料理の付け合わせによく使われるクレソンですが、実は、ものすごく栄養価の高い野菜として知られています。

ホリスティック医学の祖であるエドガー・ケイシーはすべての癌の原因は、血液の汚れ(劣化)であるとし、

血液を浄化させるためには、葉物野菜を豊富に摂取することが重要であると説いています。

その中で一番有効であるとしているのがこのクレソンです。

クレソンにはβカロテンが豊富に含まれており、その強い抗酸化力により、血液を浄化して強力なデトックス効果があることが知られています。

また、イソチオシアネートの含有量がアブラナ科の植物の中でダントツに多く、体内の有害な活性酸素を無毒化し、がんの発生を抑えると考えられています。

クレソンの食べ方もその有効成分を最大限に摂取するためには生食がいいそうです。

そのため、僕は、前述したブロッコリースプラウトとクレソン、そして後述するセロリなどを一緒にサラダとして食べています。

セロリ

セロリにはβカロテンが豊富なほか、アイピンという成分に抗酸化作用があり、癌予防に効果があると言われています。

とくに茎の部分よりも葉の部分により多くの栄養が含まれており、葉の部分を食べることが重要のようです。

僕はセロリの葉の部分はサラダで、茎の部分はスープに入れて食べています。

生姜

生姜には体を温めたり、その他たくさんの健康効果があることが知られていますが、癌に対しても効果があることがわかっています。

生姜に含まれるショウガオールという成分が白血球の働きを活発にし、免疫力を高め、癌細胞を自滅させることが研究で報告されています。

僕は、生姜をすりおろしたものをスープやジュースに入れたり、その他様々な料理の付け合わせとして摂取しています。

 

旬の野菜を中心にバランスよく食べる

癌に効く10種類の野菜を紹介しましたが、ある1つの食材が体にいいとわかると

そればかり食べたりするかもしれませんが、それはよくありません。

どんな食材もそうですが、バランスが大切です。いろんな食材をまんべんなく食べるほうが健康に良いことがわかっています。

また旬を意識して食べることも重要です。

今はどの野菜でもスーパーへ行けば季節に関係なく手に入ったりしますが、食べ物には旬というものがあります。

旬なものというのは、その時期に1番栄養価が高くなるということでもあります。

できるかぎり、旬を意識して野菜を取り入れることをおすすめします。

1日350gの野菜を摂る

では、次にどのくらいの野菜を摂るべきなのでしょうか。

厚生労働省が推奨している生活習慣病などを予防するためにとるべき一人当たりの1日の野菜の摂取量は350gとなっています。

1日350gの野菜を摂れている人は少ないのではないでしょうか。

350gがどれくらいの量なのか実際に調べてみると、、、結構な量です笑。

1日3食としても、これだけの量の野菜を摂取するのはたいへんです。

普通に独り暮らしをしていて、仕事もしていてとなると、かなり意識していないと摂れる量ではないです。

では、どうやって大量の野菜を摂取するか。

方法は3つあります。

ジュースにする

野菜を絞ってジュースにすることで効率よく大量の野菜の栄養素を取り入れることができます。

ジュースを作る際はミキサーではなく、スロージューサーをおすすめします。

高速回転するミキサーだと、発生する熱により野菜に含まれている酵素が壊れてしまうからです。

スープにする

野菜スープにすることで生で食べるよりカサも減り食べやすくなります。

また、野菜を煮出すことで細胞壁が壊れて、生のままでは摂れなかったファイトケミカルがスープに溶け出します。

作り置きして冷凍しておけば、長期間の保存もできるので大量に作っておいて、毎日少しずつ摂取することもできるので便利です。

サラダで摂る

野菜によっては生のほうが栄養分を効率よく摂取できるものがあるので、そのような野菜はそのまま生でサラダとしていただきます。

ただし、生野菜はカサがでるため、毎日大量に食べるのは難しいかもしれません。

具体的な作り方について

まず野菜ジュースについてです。

ジュースはニンジンジュースをメインにしています。

作り方はニンジン2本リンゴ1/2個をジューサーにかけ、レモン汁を加えるだけです。

ニンジンにはビタミンCを壊す酵素が含まれているのでこれを抑えるためにレモン汁を加えます。

僕はここにさらにゴーヤ1/4本を足してジューサーで絞ります。

僕が実際に使用しているスロージューサーと、作り方のもとになっている本のリンクを貼っておきますので参考にしてください。

ヒューロム スロージューサー HUROM H26-WS17

がんの芽をつむにんじんジュース健康法

次に野菜スープです

メインしている野菜は、ニンジン、キャベツ、玉ねぎ、カボチャです。

これらを100gずつ適量に切り、鍋に入れて水で煮出すだけです。

ファイトケミカルはスープに溶け出すので、スープだけを飲んでも効果があります。

ポイントは、ニンジンや玉ねぎの皮、カボチャの種も捨てずに一緒に煮出すことです。

ファイトケミカルよりはこういった皮や種の部分に多く含まれているからです。

僕はこの4種類の野菜をベースになるべく多くの野菜を摂るために

トマト、セロリ、ブロッコリー、シイタケなどのキノコ類も一緒に加えています。

こちらも作り方のもとになっている本のリンクを貼っておきますので参考にしてください。

ハーバード大学式「野菜スープ」で免疫力アップ! がんに負けない!

最後にサラダについてです。

僕がサラダとして摂っている野菜は、レタス、セロリ、クレソン、ブロッコリースプラウト、トマトがメインです(季節によって若干変わります)

ここにビタミンの吸収をよくするために、ゼラチンをのせます。

粉ゼラチンをそのままふりかけてもいいのですが、味があまりよくないので、コンソメスープでゼリーを作りそれをサラダにのせて食べるようにしています。

そうするとおいしいです。

また、亜麻仁油塩コショウで味付けして食べるのもおすすめです。

市販のドレッシングやマヨネーズは添加物や油の質の問題があるので、極力使わないようにしています。

こちらも参考文献がありますのでリンクを貼っておきます。

エドガー・ケイシー療法のすべて2 がん

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は癌に効く野菜とその食べ方、分量などについてご紹介しました。

ぜひみなさんの毎日の食事に取り入れてみてください。

 

脳腫瘍 癌 食事療法について その1

こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

この記事の内容は動画でも説明しています↓

癌 食事療法については書物やインターネットの情報を含め大量の情報があります。

しかし、情報がありすぎて、また人によって言っていることが違っていたりして

結局何が正しいのかわからなくなり、

何から実践したらいいのかわからずに迷ってしまうことがあるのではないでしょうか

僕もいろいろな情報を集めてみたものの、

結局、何をしたらいいのか、わからなくなったことがあります。

ここでは、それら情報を僕自身が理解し、できるだけわかりやすく、実践しやすく整理してみました。

ただし、ここでお伝えすることのうち、どれが実際に効果があり、あるいはないのか、を科学的に実証することはできません。

ただひとつ言えることは、ここでお伝えすることを僕自身がすべて実行した結果

現時点で癌は再発していないという事実だけです。

つまりサンプル数は1です

それでもこの経験が少しでも皆さんの役に立つと信じています。

また、僕は食事以外にも睡眠、デトックス法、鍼灸治療や、電位治療等、自分ができる範囲のことをすべて実行しました。

興味がありましたら、そちらの記事も併せて読んでいただければと思います。

何を食べるか、の前に何を食べないか

「癌を食事で治す」というと何を食べればいいのか。ということがまず思い浮かぶと思いますが、まず何を食べないかを考えるほうが先です。

順に解説していきたいと思います。

砂糖を断つ

砂糖癌の餌になります。僕は癌になるまでこのことを知らず、甘いものをたくさん食べていました。

癌と診断されたら、まずはじめに断たなければならないのは白砂糖です。

砂糖の含まれる食品と同様に精製された白い炭水化物である白米白パンもほぼ糖分の塊であることを知りました。

これらの食品は、食物繊維等をそぎ落としているため、腸からの吸収が早く血糖値を急激に跳ね上げます。

それが体に悪影響を及ぼし、癌をはじめ、様々な病気を誘発すると考えられています。

僕は出来る限りこれらの食品を避けるようにしました。

人工甘味料・合成保存料・着色料・化学調味料等をできるだけ断つ

あらためて今までに食べていた食品に食品添加物が大量に含まれていることを確認しました。

食品添加物は動物実験を行い、安全な量が決められてはいるものの、

あくまで、動物(ラット)での実験であり、

同じ量でも継続して摂取した場合や、いくつもの添加物を一緒に摂取したときに

人間にどのような影響があるかまでは調べられていないのが実情です。

 

実際にだけではなく、アレルギーや免疫疾患など、

さまざまな病気の原因になる可能性があることが指摘されています。

 

しかし、欧米では禁止されているものでも日本では普通に認可されており、

今の日本で普通に生活していれば、食品添加物をすべて排除するのは至難の業になります。

 

また一定の量以下であれば表示義務がないことになっており、

「アミノ酸等」の「等」に何が含まれているのかも不明です。

 

食品添加物の中でも、特に危ないと指摘されているのが人工甘味料です。

よくよく調べてみると、脳腫瘍などの発がん性が確認されている人工甘味料が

普通に市販の製品に使われているのです

アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなどは特に危険性が高いと指摘されています。)

 

食品添加物は市販の加工食品にはほぼ確実に入っていますので、

できるだけ原材料だけを買い、自炊する。

のが一番確実に添加物を少なくする方法になると思います。

トランス脂肪酸を断つ

体に悪い油を体内に取り入れないことは大切です。

とくにマーガリン、ショートニング、サラダ油などに代表される

トランス脂肪酸絶対に避けるべきです

これらはだけではなく、動脈硬化や、心臓疾患になるリスクが増えることが知られています。

ただ、これらの油は植物油脂という名前で書かれているケースも多く、

市販のパン揚げ物お菓子類等 加工食品に多く含まれているので注意が必要です。

家庭で使う油もサラダ油は絶対に避けましょう。

 

 

逆に積極的に摂るべき油アマニ油、えごま油、魚油に代表されるオメガ3の油です

これらには炎症抑制、血栓抑制、アレルギー抑制、癌予防にも効果があことが知られています。

しかしこれらオメガ3の油は熱に弱い特性があるので

普段の調理に使うならオメガ9の油の代表であるオリーブ油がお勧めです。

油は特に酸化すると体に良くないのですがオリーブ油の主成分であるオレイン酸は酸化しにくい

特性があり、加熱調理に向いています。

加工肉、危険な肉・魚を避ける

癌になると、やはり、玄米採食にしてベジタリアンにならなければならないのでは、と当初、僕は思っていました。

しかし、肉や魚をはじめとしたタンパク質は必要な栄養素だということが、わかりました。

ただし、摂るにあたっては良質なものを選ぶことが大切です。

選ぶ基準は

①産地(国産か、外国産か)※国産のほうが安全なケースが多いです。

②餌(危険性のあるもの等を食べさせていないか等)

③環境(平飼い(放牧)か狭いケージ飼い(小屋飼い)か、魚なら天然か、養殖か)

④投薬(抗生物質や、ホルモン剤などを与えられていないか)

です。

当然ながら、これらにこだわって選ぶのは大変ですし、お金もかかります。

ただし、最近は、スーパーでもこういった項目にこだわった食品が置いてあるところが増えてきたような気がします。

僕は病気になってから、どうせ買うなら食べるものにはお金をかけようと思うようになりました。

調べれば調べるほど、畜産物についても、ひどい現状が分かったからです。

 

それから、とくに加工肉(ソーセージ・ハム・ベーコン等)は避けたほうがいいです。

WHOが「加工肉は人間に対し発がん性がある」と警告している事実があります。

ほとんどの加工肉には多くの食品添加物が使われています。

無添加のものがあればいいですが、そうでなければ、避けたほうが賢明だと思います。

乳製品をできるだけ控える

牛乳が体に良くないというのは正直、僕も病気になるまで知りませんでした。

その背景には乳牛の育て方があまりに粗悪であるという状況も大いに関係していると

思います、

とにかく今の乳牛は大量生産のためにホルモン剤・抗生物質を打たれ、

狭い小屋で鎖に繋がれ、粗悪な餌を与えられ非常に悪い環境で育てられているそうです。

また、日本人はもともと、民族的にも歴史的に牛乳を摂っていない歴史が長く、

牛乳が体に合っていない乳糖不耐症の人が多いと言われています。

特に乳製品を摂ることで乳がん・直腸がん・前立腺がんになる危険性が増す

ことが研究で明らかになっています。

僕は牛乳が好きだったので、この事実はショックでした。

牛乳を豆乳へ、ヨーグルトも豆乳ヨーグルトに置き換えるようにしました。

 

農薬・遺伝子組み換え野菜を避ける

農薬についても、食品添加物と同じく、すべて避けることはまず不可能です。

これについは、できるだけ無農薬の野菜を扱うを信頼できるお店で買うか

スーパー等でもなるべくオーガニックなものを選ぶようにする。

調理する際によく洗って農薬をできるだけ落とす

しかないと思います。

インターネット等で農薬を落とす洗剤を買って使うのもありだと思いますが

僕は重曹を使って洗ったり、

「50℃洗い」をしたりしてできるだけ農薬を落とすようにしています。

また、遺伝子組み換え食品についてですが、

遺伝子食品も食べ続けるとのほか、アレルギー、不妊症、奇形胎児をもたらす

などの研究結果が動物実験で明らかになっています

現在日本に輸入されている遺伝子組み換え食品は

主に大豆(大豆もやし・枝豆を含む)・トウモロコシ・菜種、てん菜、ジャガイモ、綿、

パパイヤ、アルファファ等です。

 

遺伝子組み換え食品については表示義務があいまいです

表示義務があるのは豆腐、納豆、味噌

同じ大豆食品でも醤油には表示義務がありません

また食用油や甘味料も対象外です。

ちなみに、大豆、菜種は食用油に

トウモロコシは食用油や甘味料(果糖ブドウ糖液糖、異性化液糖、水あめ、デキストリン、
調味料(アミノ酸等)、醸造酢など)

てん菜は食用油・砂糖に使われています。

 

僕は、豆腐、納豆、味噌は表示を見て買うようにしています。

醤油はできるだけ調べて買います。

油については植物性油(オリーブ油を除く)は買いません

砂糖も買いません。甘味料には非加熱の純粋はちみつを使用しています。

合成洗剤・合成香料をできるだけ使わない

食品ではありませんが、市販のほとんどの洗剤類は合成洗剤(合成界面活性剤等)合成香料が入っています。

これらも癌をはじめとした病気を誘発していると考えられています。

食器用洗剤、洗濯用洗剤、シャンプー、ボディーソープ、柔軟剤、消臭剤、

芳香剤、制汗剤、整髪料、歯磨き・・・

言い出すときりがないくらい化学物質で溢れかえっています。

これらの危険性は、誰も教えてくれません。自分自身で調べてみてください。

僕は正直全部ではありませんが、使う洗剤類は可能な限り置き換えました。

重曹クエン酸、昔ながらの石鹸

香りもアロマオイルなど、自然界にあるものを使うなど工夫は出来ると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか、

ほとんど市販のものが買えなくなってしまったのではないでしょうか。

僕は調べれば調べるほど、本当に何も食べるものがなくなりました。

今まで食べていたもの、使っていたもののほとんどが毒まみれであったことを知ったからです。

しかしながら、これらの毒を生活からすべて排除することは不可能です。

そして、あまりにこれはダメだと神経質になりすぎるとそれがかえってストレスになってしまいます。

僕は、確かにここに書いたことを実行しましたが、

決して完璧にできているわけはなく、たまに砂糖の入ったお菓子等も食べます。

また、食事や補助療法によってある程度、体内に溜まった毒も、体内に出す(デトックスする)ことができます。

では具体的に僕が何を食べてきたかについては次の記事「脳腫瘍 癌 食事療法について その2」でお伝えしたいと思います。

 

脳腫瘍 癌になった原因について

こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

僕は癌になってから、この病気について学びました。

学ぶことによって不安を軽減させてきました。

ここでは、癌になった原因について、僕が学んで分かったことをお伝えしたいと思います。

これを知ることで、なぜ自分が癌になったのか、その原因を知ることができます。

原因がわかれば、対策が練れます。

対策を練って、実行すれば、結果が変わります。

癌の原因は一言で言ってしまえば生活習慣です。でも、もちろんその中身はひとそれぞれ違うはずです。

でも、お読みいただければ、あなたが癌になった原因は何だったのか、それに気づくヒントになると思います。

癌になったのには必ず原因がある

 

癌の原因は遺伝子の突然変異などと言われており、お医者さんに聞いても原因不明とされることが多いです。

僕も脳腫瘍が見つかった時、医師に聞きました。

「脳腫瘍の原因は何なのでしょうか?」「どういう人が脳腫瘍になりやすいのでしょうか?」と

医師は答えました。

「原因はない。何万人かに一人の割合で脳腫瘍が発症する。何かをしたから脳腫瘍になるということはない。」

しかし、もし本当に医師の言う通りだとしたら絶望的じゃないでしょうか。

僕は直感的にそんなことはないと思いました。

原因もなく癌になるのなら、本当に確率論だけの問題なら

癌になったのはただ単純に「運が悪かった」ということになります。どうにも防ぎようがなかったことになってしまいます。

「原因がない」という考え方だから、元を正そうとせず、できた癌(悪者)を切り取ろう(手術)、

焼き殺そう(放射線)毒を盛って殺そう(抗がん剤)という「治療」になるのだと思います。

僕は20代のころ、「原因と結果の法則」という本に出会いました。

この本によると、世の中で起こるすべてのことに原因があるということになります。

結果(癌)が生じるのは必ず原因があったからです。

反対に原因がなくなれば、当然結果は変わります。

原因を作ったのはあなたです。そして原因を正すことができるのも、あなたです

お医者さんではありません。あなたが作った病気は、あなたにしか治せません。

癌は悪者ではない

 

まずこの動画を見てください

新潟大学の阿保教授は免疫学に革命を起こした方で、いくつもの著書を残しておられますが、この動画を見てわかる通り、

癌の問題についても、

癌は、自分の細胞が自分自身の体内の苦しい環境の中で生き残るために、自らの細胞を先祖帰りさせ、

酸素の少ない体内環境でも生きていける単細胞に戻った姿であると説明されています。

また、千島学説の論者たちによると、

癌とは、体の中の毒をかき集めて、一か所に隔離してくれる細胞であり、それにより、体全体を守ってくれている細胞である。という考え方もあります。

 

もしそうであるならば、癌細胞は決して悪者ではなく、僕らの体を守ってくれるための救世主です。

 

もし癌細胞が存在してくれなかったら、僕らの体には毒が回り、もっと早く命の危機にさらされているのかもしれません。

だとしたら、癌を敵とみなして殺そうとする現代の治療方法は根本から違和感を感じると思います。

問題は癌細胞ではなく、体の中に毒を溜め込む原因を作ってしまったあなた自身です。

どうすれば自力で癌は治るのか

 

では毒とは何か

毒とは、僕は結局、血の汚れであると考えています。

この、斎藤ひとりさんのお話によると、すべての病気の原因は血液の汚れであるということですが、

なぜ血液が汚れるかというと、大きく分けて、1つは食事(腸の汚れ)

そしてもう1つは、考え方です。

考え方が病気を作るというのは、にわかに考え難い人もいると思うのですが、僕はこのお話を聞いて、本当に自分に思い当たる節がありました。

癌になる人は「頑張りすぎ」「頑固」という特徴があるそうです。

僕は、当時、仕事と、音楽活動にのめり込んでいました。

睡眠時間は1日3~4時間取れればいいくらいで、

日中はすごい眠気があったにも関わらず、フルに動き回っていたせいで、

全く疲れを感じない体になっていました

つまりずっと交感神経優位の生活だったのです

そんな日々を何年も続けていました

そしてついに倒れてしまうその日まで

自分が癌になっているなんてまったく気が付かないままに。。。

今思えば、あの頃、何をそんなに生き急いでいたのかと思います。

 

いろんな本を読んでわかったのは、癌を自力で克服した人が共通して言っているのは、この考え方であるということです。

自分の歪んだ考え方を正して、生活を見直すことが何よりも大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか

ここでは癌になったのには必ず原因があるということと、その原因は血液の汚れであることをお伝えしました。

そしてなぜ血液が汚れるかには大きく分けて

*食事

*考え方

であることをお伝えしました

次回は自力で癌を克服するためのもっと具体的な方法ついてさらに触れていきたいと思います。

脳腫瘍 癌宣告を受けてからのメンタルの作り方

こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

この記事の内容は動画でも説明しています↓

癌宣告を受けると、誰もが目の前が真っ暗になって、日々不安と恐怖との闘いになるのではないかと思います。

事実、僕は癌宣告を受けた直後は、重度の鬱状態になりました。

ですが、適切な対処方法を身につければ、メンタル的な健康を保ち続けられるようになります。

ここでは、僕が実際に癌宣告を受けてから、メンタルを前向きに保ち続けるために行ったことの中で、効果があったことについてお伝えします。

癌について学ぶ

正直、これが一番効果がありました。まず正しい知識を身につけることによって知識武装をしていくことです。癌とはどのような病気なのか。

敵を知り、己を知れば、おのずと対策が見えてきます。

そして、その対策をもとに行動していけば、少しずつ、不安や恐怖が和らいできます。

ちなみに僕は何で勉強したかというとと、Youtubeです。

お勧めの本や動画については、別記事にてご紹介させていただきます。

同じように癌で闘っている人のコミュニティに入る

次に重要なのが、同じ経験をしている人のコミュニティーに所属することです。

直接的に会えずとも、今はSNSがあります。

フェイスブックでは癌患者のコミュニティがあり、僕も入っています。

(フェイスブックをされている方はコミュニティ検索で「癌を自力で治そう会」で調べてみてください。)

そこに入ると、自分の状況を話したり、ほかの人の話を聞いたり、「こんなことをすれば良くなったよ」という情報交換をすることができます。

会員の方は、みなさん部位は違えど同じ癌患者です。同じような経験をしているので、一人ではないという安心感、

「みんな頑張っているんだ、俺も頑張ろう」という気持ちにさせてもらえます。

また治療に関する情報も随時、投稿されるので、とても参考になります。

 

またリアルなコミュニケーションとしては、癌克服・支援活動団体のNPO法人(いずみの会などがあります。

ここでは会費が必要にはなりますが、全国で癌患者が集い、癌を克服するための情報交換・勉強会等を行っています。

実際に僕も、いずみの会の主催する情報交換会に参加しました。

いろんな部位の癌患者さんが集い、普段は誰にも話せない話をこの場所だからできるとお話されていました。

またみなさん普段の生活(食事や睡眠、運動、仕事等)どのようにしているのかとか、病院の治療に関する疑問等もぶつけたりしていました。

このような場は癌患者にとって同じ境遇の人だからわかる、自分の気持ちを打ち明けれる場となり、メンタル的にもとても救われました。

実際に癌を克服した人に合う

実際に、病院での医療を受けず、自力で癌を治した人と合うことができれば自信が湧きます。

この人にできるなら自分にもできると思えます。

僕がラッキーだったのは、実際に自力で癌を克服した人とめぐり会えたこと。そしてその人からどのようにしたのかを教えてもらえたことです。

それは、ひとりの友人に僕が「抗がん剤・放射線治療を受けない」ということを打ち明けたことがきっかけでした。

友人は「あなたがそう決断したのなら、同じように決断して癌を克服した人を知っているけど会ってみるか」とその方のもとまで連れて行ってくれたのです。

 

僕は癌の標準治療を断りました。自分で治そうと思いました。

でもはじめは、治し方も、癌というのがどのような病気なのかも知りませんでした。

でも、とにかく決断して、発信してみたら不思議なもので

引き寄せが始まったのです

ここから僕は次々に、必要な人を引き寄せ、必要な情報を与えてもらえるようになります。

 

 

その方は、食事で癌を治されたそうなのですが、食事を正しくする前に、腸が汚れていると汚れた血液が体内に回ってしまうので、

まずは腸をきれいにする必要があると、腸内洗浄断食をされたそうなのですが、

その方法について教えてもらいながら、僕にはちょっと自分一人でそれを実行するのにはハードルが高く感じてしまいました。

そこでその方が、それならばと、癌専門のクリニック(代替医療)を紹介してくれたのです。とりあえずそこの院長と話をしてみたらいいと。

こうして僕は紹介を受けた癌の代替医療のクリニックの診察を受けることになりました。

癌 代替医療のクリニックを受診する

癌の代替医療については賛否両論あると思いますが、僕は先に述べた方からの紹介もあったので、一度受診させてもらいました。

ちなみに代替医療にはほとんどの場合、医療保険が適用されないため、費用は実費になります。

受診を受けた感想としては、大病院の医師とは違い、ものすごく丁寧に問診・カウンセリングしてくださいました。

さらには、癌の成り立ちや、治療方法、大病院との付き合い方まで、こちらが疑問に思うこと、気になることは何でも丁寧に相談に応じてくださいました。

また治療手段も一つではなく、選択肢はたくさんあることがわかりました。

また、精密な血液検査今の自分の癌に対する免疫力がどの程度あるのかを調べてもらえました。

そして何より医師に癌は治る病気だと言ってもらえることは、精神的にすごく助けになりました。

医師との面談の時はボイスメモを録っておいたほうがいいと思います。

自分の味方になってくれる医師の有用なお話は、後で必ずメンタルが弱くなった時に聞きなおしたくなるからです。

Youtubeを聞きまくる

癌についての勉強もした。対策もした。実際に癌を克服した人にもあった。代替医療の先生にも相談した。

それでもどうしてもメンタルが落ちてしまう時があります。

それほどに、医師から癌宣告を受け、「治療を受けなければ、必ず再発する」と言われたことは、僕の中で呪いのようになっていました。

また、この状況を他人に話すと、すごく心配されたり、また、怒られたり、「今すぐ病院へ戻って治療を受けなさい」と言われたりしました。

そのたびに、僕は一旦決めた決意が揺らぎそうになりました。

こういう時は、

同じ考え方を持つ人(自分の意見に賛同してくれる人)以外には話さないことです。

僕らは自分と関わる人の影響をものすごく受けます。

普段どのような人と一緒にいるか。そのことが自分自身の考え方のほとんどに影響を与えています。

なので、こっちへ進むと決めたら、意識的に自分の周りから聞こえてくる声をその方向にいる人の声で固めてしまうというのが大切です。

そう、Youtubeです。テクノロジーのおかげで僕らはいつでも自分の求める情報だけを

取り入れることができるようになりました。

以下に僕が自分の決断が揺らいでしまいそうになった時や、不安にかられた時に繰り返し聞いていた動画をいくつか紹介しておきます。

どんな情報が自分のメンタルを保つのに役立つか、は人によって違うかもしれませんので、僕の紹介する動画を参考にいろいろ探してみてください。

自分がそうだ、と思い決断したことと同じことを言っている人が多ければ多いほど、そのような情報に触れれば触れるほど、人は確信を得ます。

自分の周りにいる人が何と言おうと、気にしないでください常識に惑わされないでください。テレビやマスコミの言うことをほとんどの人が正しいと信じています。

でも、今の時代は違います。個人が情報を発信する時代になり、マスコミよりも一個人のほうが信憑性があると思う人が増えてきました。

昔のように正解が一つなのではなく人の数だけ正解があるという時代になったのです。

だから自分が心地よいと感じる人を選び、自分が心地よいと感じる情報を選んでください。

もし、僕の言っていることがあなたにとって不快であれば、今すぐこのページを閉じてください。全然かまいません。

あなたが心地よいと思うことが正解です

僕とは違うというだけです

癌を予防するために自分にできることをすべて実践する

結局、最後は行動です。メンタルを安定させる一番のクスリは、

その不安の元になっていることを勉強し、対策を練り、それをひとつひとつ実践していくこと

それだけです。

出来る限りのことをやっていれば、「これだけやったのだから、あとは天に任そう。」という気持ちになります。

これは僕の好きな先生の言葉ですが

人間にはできることしかできない

だからできることをやればいいのです

当り前のことのように感じますが、

このことはとても力になる考え方です。

僕らにできることは、僕らにできる限りのことだけなのです。

結果がどうなるか、とか、未来がどうなるか、なんてことは、最終的に僕らにどうにかできることではないのです。

神様にゆだねるしかないのです

だから、僕らは自分の選んだ道で、自分の出来る限りのことをすればいい

そうすれば、もうそれ以上できることないのだから、

そこまでいけば不安はなくなります。

まとめ

いかがだったでしょうか

癌になって、落ち込んだままだと、治るはずのものもどんどん治らなくなっていきます。

ここお伝えしたことをまとめると

*癌について学ぶ

*癌患者のコミュニティに参加する

*自力で癌を治した人と出会う

*癌の代替医療クリニックを受診する

*Youtubeを聞きまくる

*できることをすべて実践する

ということになります。何か一つでも実践してみてください

 

脳腫瘍 癌の標準治療(抗がん剤・放射線)を受けなくていい根拠

 

こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

癌の標準治療(抗がん剤・放射線治療)を受けないと自分で決心したものの

それを家族にどう伝え、理解してもらうのか

悩まれている方ももしかすると多いのではないでしょうか

世間の常識とは逆の道を選択するというのは、それだけでも大変ですが、

こと命に関わることとなると、自分だけの問題ではなくなります。

癌の治療を受けないと言えば、ほとんどの場合、家族は反対すると思います。つまり、

バカなこと言わないで、お医者さんの言うとおりに従ってくれと言われるのではないかと思います。

ここでは、僕が家族にどのように伝え、自分の意志を受け入れてもらったのかをお伝えしたいと思います。

可能な限り家族と密にコミュニケーションを取る

医師から癌宣告を受けた後から、僕は重度の鬱状態になりました。

何をすることもできず、恐怖から震えが止まらなくなり、とうとう一人でいることができなくなりました。

そうして、一旦、両親のいる実家へ戻り、英気を養うことにしたのですが、

不安はどこへいっても変わることはありません。

僕が落ち着かない様子を両親はずっと見ながら感じていたと思います。

そして、その間、たくさん両親と話をするようにしました。

癌の標準治療(抗がん剤・放射線)を受けなくていい根拠となるものを探す

しばらくして、僕はとにかく癌と向き合うことにしました。

癌とは何なのか、どんな病気なのか、知ることによって不安を軽くしたかったのです。

癌に関する本を読破する

まずは癌に関する本を大量に買って、片っ端から読みふけりました。

ここで重要なのが本選びです

癌に関する本も2種類あります。

つまり、西洋医学的治療を前提とした癌治療の本と、それとは、まったく違う視点から癌にアプローチする内容の本です。

僕は当然、後者の内容の本を読みました。

どの本を選ぶかでその後の人生が本当に左右されます

僕はかなりの本を読みましたが

どれか1冊を選ぶなら

とにかくこの本は読んでおいてほしいです

僕はこの本から派生していろんな本に巡り合うことができました

ここに載っている本の著者で気

になったものがあれば、ぜひその著者の他の本もよんでみてください。

かならず役に立ちます。

 

Youtubeで癌に関する発信をしているものを見て学ぶ

次にYoutubeです。

僕は本当にこのような情報を発信してくれた方々に心から感謝しております。

Youtubeは、あとあとも、自分のメンタルを保ち、固い意志を貫くのにとても役に立ちます。

ここでは僕が本当に役にたったと思う方々のものを載せておきます。

どうか見てみてください

 

 

これらの本や動画を僕は癌の治療を受けない(抗がん剤・放射線治療をしない)根拠にしました。

また、同様に家族に自分の決意を説明する際にも 非常に役立つツールとなると思います。

正直に自分の気持ちを話す

僕は独身だったので、家族は離れて暮らす両親と、兄、姉でした。

このうち父とは絶対に意見が食い違うことが目に見えていましたから、自分が治療を受けないつもりでいることは一切話さないことにしました。

兄は僕と同じ抗がん剤・放射線治療反対派だったので、かなり密に連絡を取り合い、メンタル的にも助けてもらいました。

姉には治療を受けないことは言いませんでしたが、最終的には僕の判断を受け入れてくれるだろうと思いました。

問題は母でした。母にはやはり本当のことを伝えておきたかったので正直に話すことにしました。

「母さん、俺、治療を受けても今より良くなる気がしない、むしろ今より悪くなる気がしかしない。ただでさえ今かなりしんどい、また入院したら、もう耐えられないと思う。」

 

母は、はじめはやはり、治療を受けて欲しいと思っていたようでしたが、

僕が本や動画などで勉強するうちに、自分も一緒になった勉強してくれるようになりました。

そして最終的には僕の判断を受け入れてくれるようになりました。

僕は心から母に感謝しました。そして誇りに思いました。

医師よりも、世間一般の常識よりも、僕を信じてくれたことを。

 

治療を断ることを医師に告げる

とはいえ、やはり常識的な治療を断るにはとても勇気がいります。

調べればわかりますが、癌に関しての情報は多すぎるほどあります。有力と思えることでも、

人によって言ってることが真逆だったりします。何を信じるかは本当に自分次第です。

その当時、僕は治療を受けることの苦痛を考えれば、とりあえず一時的にでも今、そこから逃れられることのほうがずっと重要でした。理屈ではなく、体が拒否反応を示していました。

なので、治療を受けなくて大丈夫という確信はまったくなかったですが、治療を断ることの決意は固かったと思います。

僕は事前に決めておくことにしました。つまり、医師にどんなことを言われようとも、自分は断るんだということを

なぜなら不安を抱えているときは決意が揺らぎやすいからです。

そして、こうも思いました。仮に途中でこの決断が違うと思ったら、撤回すればいいと。

何か言われても、その時、謝れば済むだろうと。だから、とりあえず今はNOと言おうと。

僕は医師を前に震えながら次のことを伝えました。

①手術を無事問題なくしてくれて感謝をしていること。

②とりあえず現段階では、抗がん剤・放射線治療を行うことはいったん保留させてほしいこと。

③そのうえで、継続して定期的に検査を受けさせてほしいこと。

その時はかなり都合のいいことを言ったなと思いました。

その分野で第一人者と言われる医師の進める治療を断り、検査だけ受けさせてほしいと言ったのですから。

医師はやはり少し機嫌を悪くしたようで、少し脅すように言いました。

「じゃあ、いったい君は、いつになったら治療をうけるのか。君のような頑固な患者は、もう手遅れになってから医者を頼ってくる。はっきり言っておくが、癌というものは手術だけでは絶対に治らない。今治療を受けなければ、99%癌は再発する。」

僕はそれを聞いて震えました。

そして、震えながら勇気を振り絞って言いました。

「申し訳ありませんが、現時点で治療を受ける気はありません。」

 

 

 

今思い出しても、よくあの状況下でこの言葉が言えたなと思います。

でもあの時、これを言えたことで道は開けた気がします。

まとめ

いかがだったでしょうか

ここでは、僕が癌の標準治療を受けないことを決断するのに役立った情報、それを家族に説明するために取った行動。そして、治療を受けないことを医師に告げるときのポイントについてお伝えしました。

内容をまとめると

*家族と密にコミュニケーションをとれる環境に身を置く。

*本やYoutubeなどで癌について発信している人から学び、その内容を家族にも伝える。

*家族に自分の気持ちを正直に伝える。

*医師から何を言われようとも、自分の意志を通すと決めていく。

参考にしていただければと思います。

 

悪性脳腫瘍 抗がん剤・放射線治療は受けないと決断

こんにちは。癌サバイバー・ミュージシャンの浅井しんやです。

脳にできた腫瘍の病理結果が悪性だと診断された時は

誰でもかなりの心理的ショックを受けるのではないかと思います。

僕もそうでした。脳腫瘍の摘出手術が無事終わり、体力も徐々に回復し、

リハビリもようやくうまくいきだした矢先、もうすぐ退院できるというタイミングで

医師から退院ストップがかかりました。

除去した腫瘍の病理診断結果が悪性(癌)だと判断されたからです。

 

僕は良性だと信じ切っていた(医師の見立てでも手術前はおそらく良性だと思われていた)ので、

この結果には地獄に落とされた気持ちになりました。

悪性ということは癌ということ?自分が癌だなんて、この時まで考えたことがなかったのです。

僕は5歳の時にも大腸ポリープ(良性)ができ、手術で完治していました。

なので、今回も同じように手術すればそれで終わりだと考えていました。

 

 

結果は悪性脳腫瘍グリオーマ(グレード3)

グレード4が最悪で、予後が最も悪いとされる状況です。その一歩手前ということでした。

このとき、僕ははじめて自らの「死」というものをリアルに意識しました。

 

 

ここからは僕が癌宣告をされてから、実際にどのような選択していったかということをお伝えします。

どんな状況にあっても自分には選択をすることができる

とても重要なことなので、最初に言っておきます。

どんな時でも、どんな状況においても、あなたは、自分の意志で自分の人生の道を決めることができます。

 

主治医が何と言おうと、まわりの人が何と言おうと、あなたの人生はあなたが主人公です。

誰もあなた以外にあなたの人生の責任を取ってくれる人はいません。

こと命に関わることです。ものすごく難しい選択を迫られることになります。

でも、大多数の人は、自分は選べない(選択は一つしかない)と思っています。

僕も、はじめはそうでした。つまり主治医の言う治療以外に方法はないと。

なぜなら、僕ら患者はその病気や治療については全くの無知であり、素人だからです。

その道のプロの言うとおりにするのが一番確実であると。

そうすれば、少なくともその時点では、

「他の選択をする」というとてつもないストレスから逃れられます。

僕の場合は、医師から病理結果を知らされると同時に、

今後、抗がん剤(テモダール)の投与を行うとともに、

脳の周辺組織に数十回にわたる放射線の照射を行うということ。そして、

引き続き数ヵ月に渡る入院が必要であることを言われました。

その説明を受けながら、僕はショックすぎて呆然となっていました。

やっとのことで医師に質問できたのは、その治療でどのような副作用があるのか。ということだけでした。

医師からは、髪の毛が抜ける免疫力が弱まる吐き気船酔いのような症状が出る可能性があるという説明を受けました。

僕の心の声は「逃げろ」と言っていました。

が、その場に家族も同席していましたし、その時点では僕も、

それ以外の選択肢は選べないように思えました。

こちらから人生に対して行動を起こさなければ、人生のほうからこちらに行動を起こしてくる

僕の好きな本の一説に次の言葉があります。

「こちらから人生に対して行動を起こさなければ、人生のほうからこちらに行動を起こしてくる」

あなたが自ら動かなければ、勝手に他者に決められた道を歩むことになります。

 

 

病理診断が出た翌日には、まだ同意もしていないのに、早くも放射線科の医師から治療の説明がありました。

僕は医師に聞きました。

「先生、この治療を受ければ、癌は治りますか。」と

医師は答えました。

「現在の医療で癌が完治する治療は存在しない。ただ、この治療を受けた患者の〇%以上が予後、5年、10年と生存している。」と。

僕は聞きました。

「では、この治療を受けなかった患者の生存率は?」と

医師は答えました

「そんなデータは存在しない。」と

僕はそれを聞いて言いました。

「僕はまだこの治療を受けることに同意したわけではありません。少し時間をください。自分でも調べて、検討した結果、受けるかどうかを判断したい。」と

医師は少し不謹慎な顔をしていいました。

「セカンドオピニオンを受けるつもりですか。別に構わないけど、どこの病院に行っても同じですよ。抗がん剤と放射線。これが今の癌の標準治療なのだから。」と

こうして僕は、医師からセカンドオピニオンを受ける名目で2週間の時間の余裕をもらい、病室を出ました。

セカンドオピニオンは正反対の意見を持つ医師にしないと意味がない

セカンドオピニオンをすると言ったものの、それがどういうものか僕には何の知識もありませんでした。

そもそも、どこの病院にセカンドオピニオンを行えばいいのか、何も決まってなかったのです。

調べているうちに、2週間というタイトな期間で

セカンドオピニオンに応じてくれるような病院がほとんどないことがわかりました。

それでも、なんとか緊急である旨を伝え、早急に意見を聞かせてくれる病院を見つけ、

約束の2週間ギリギリ直前に予約を取りつけることができました。

 

 

しかし、結果はこちらの期待通りにいかず、

その病院でも抗がん剤、放射線治療を受ける以外に道はないと強く言われました。

 

後から知ったことですが、同じ、西洋医学の病院(ほとんどの病院が西洋医学です)

でセカンドオピニオンを受けても、同じことを言われるのは当たり前です。

セカンドオピニオンを受けるなら、西洋医学と東洋医学等を統合した

「統合医療」または「代替医療」を行っている医師に相談しないと意味がありません。

しかし、そのような医師は総合病院などの大病院にはまずおらず、

独立開業してクリニック等で治療を行っているケースが多いです。

しかし、その時の僕はそんなことは全く知らず、ずっと大病院ばかりを探していました。

なお、その時のセカンドオピニオンの費用は1時間程度で約2万円ほどかかりました。

 

抗がん剤・放射線治療を受けないことを決断した

セカンドオピニオンを受け どちらの医師にも癌の標準治療(抗がん・放射線治療)を勧められたにもかかわらず、

僕はその治療を受けないことを腹に決めました。

 

理由は単純です。どうにもこうにも、心の底からそのような苦痛な治療を受けるのが嫌だったからです。

そう言うと、ただ逃げているだけのように思われそうですが、

手術をして見えている腫瘍はすべて取り切っているのに、なぜ、えてもいないものに対して治療するのか納得いかなかったからです。

確かに、グレード3の悪性脳腫瘍であれば、増殖スピードが速いため、手術で取り切ったと見えても、

その周辺組織に癌細胞が浸潤していて、そこからまた癌が拡がる可能性が非常に高いとされています。

ですので、今のうちに見えていない癌細胞についてもすべて殺してしまおうというのが、西洋医学の考え方なのですが、

僕は、見えていないレベルの癌細胞であれば自分の免疫の力が強ければ勝てるのではないかと思いました。

医師に言わせれば、そんな甘いものではない。と言われるかもしれませんが、僕は何の根拠もなくそう思えてなりませんでした。

でも、正直、自信がありません、こちらは癌についてど素人の患者、医師は何人もの患者を診てきたプロです。

でも僕は自分の直感を信じることにしました。

そして、治療を受けないと決めて、その道が自分にとって正しい道になるように、必要な情報を集め始めました。

実際に経験してわかったことですが、進む道を決めると、そこに必要な人や、情報が磁石のように引き寄せられてきました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

僕は癌の治療に関して常識と真逆の道を行くことに決めました。

正直言って、この決断をするのにはものすごい勇気がいりました。

治療を受けないことによって最悪の場合、死ぬこともあり得ます。

事実、当時のネット情報でで調べた限りにおいてはグレード3の脳腫瘍では

予後の生存率が何%とか、悪い情報しかなかったので、

今考えてもこの時、よく決断したなと思います。

ここで僕がお伝えしたかったことをまとめると

*医師が何と言おうと、最終的にどうするかを決めるのは自分であり、選択肢は決して一つではない

*セカンドオピニオンを受けるなら統合医療や代替医療を行っている医師にしないと意味がない

*進む道を決めると、不思議と必要な人や情報を引き寄せる

ということになります。

参考にしていただければと思います。